囲碁
囲碁は日本を代表する室内ゲームの一つ。囲碁のはじまりは、四千年ぐらい前、中国と言われています。日本に渡った時期は、五世紀頃朝鮮を通して中国から伝えられたものと考えられます。
囲碁は当初、貴族の間で広まりますが、武士、僧侶などの知識階級から、さらには農業、商業の人々の間にまで広まって行きます。
プロの始まりは、戦国時代。織田信長が囲碁の上手な日蓮宗の僧侶・日海(にっかい)の対局をみて「名人」とたたえたそうです。これが、プロ棋士の第一号といってもいいでしょう。彼は、後に本因坊算砂(ほんいんぼうさんさ)と呼ばれます。これが囲碁のタイトルの一つともなっている「本因坊」の謂れです。
囲碁は2人のプレーヤーがそれぞれ黒と白の石を使い、領土を競うゲームです。それぞれの石でより多くの領土を囲むことができれば勝ちです。
囲碁をはじめるのに必要な道具は、碁盤と碁石。
正式な碁盤は、縦横19の線が引いてあり、19X19=361の交点があります(これを、19路盤といいます)。石はこの交点におきます。交点のうち、九ヶ所に黒い点がついています。これを星といい、とくに中央の星を天元(てんげん)と呼びます。昔、中国では、碁盤を宇宙、碁石を星に見立て、カレンダー、占いに使ったのではないかといわれています(交点の361も、1年の日数365日とほぼ同じですね)。
碁石は黒と白があり、強いほうが白を持ち、弱いほうが黒を持つことになっています。碁石を入れる器を碁笥(ごけ)といい、本体とふたからなっています。対局中に取った石は、このふたに入れておきます。
対局では、黒から打ち始め、線と線との交点に一手ずつ変わりばんこに打っていきます。実力の差がある人との対局では、置碁(その差に合わせ黒石をあらかじめいくつか置き、対局を行なう)のハンディキャップをつけて打ちます。この場合は、白から打ち始めます。
現在の囲碁の主なタイトル戦には、名人戦(朝日新聞)、棋聖戦(読売新聞)、本因坊戦(毎日新聞)などがあります。
プロは初段から九段まで。アマチュアは25級から八段まであって、碁のアタリ(もう1手で相手の石が取れる状態)がわかれば25級となります。
世界の囲碁人口は約2500万人。そのうち、日本は1200万人を占め第一位です(第二位は中国の600万人、第三位は韓国で400万人)。
囲碁は医学的にも評価され、右脳を刺激し、判断力を高め、ストレス解消に効果があることが認められています。また、自由に「かたち」を創り上げていく囲碁は創造性や発想の豊かさを養います。貴方も、囲碁をはじめてみては?
お薦め囲碁サイト
インタラクティブ囲碁入門
説明を読むだけではなく、実際に打ちながら囲碁のルールと基本的なテクニックを学ぶことができます。
日本棋院の楽しい囲碁入門教室
基本的なルールのほか、囲碁の豆知識、練習問題などが充実しています。