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******************** 1.はじめに 和散歩・主宰 嘉誉 ******************** 書記:嘉誉(和散歩) 2.1.能は簡素美と言われるが。。。
******************** 3.参加者の感想 能の題材は「実は」世間話だった・・・シンプルな舞台装置は美意識によるというよりお金がなかっただけ・・・これは衝撃。 あと、能を理解するのに「能の歴史」は必要ないと思いました。能といわれて、その歴史から入ろうとするのは、結局、自分で敷居を高くしてたんですね。これからは、歴史はすっ飛ばして(笑)能で語られる物語が(言葉、身振り、衣装などで)どう表現されるのかを注目したいです。(建設会社勤務・女性) 参加してみた感想は、「能」が少し身近なものに感じられるようになったこと、そして、「能」の美しさに触れることができたこと、です。 以前から興味はあったものの、やはりどうしても敷居が高く感じられ、なかなか最初の一歩を踏み出せずにいました。しかし今回、物腰がやわらかい講師の先生のお話や、本当に初歩的なことでも気軽に質問できる雰囲気のおかげで、とても身近に感じられました。また、実際の衣装や「面」などにも触れることができ、(面を顔につけさせていただいたのは、とても貴重な経験でした!)難しいことはわからないけれど、「能」全体をつくりあげているいろいろなもの(うた、音楽、リズム、衣装、面…)に対し、素直に「美しいなぁ」と感じられたことは、大きな進歩だったように思います。 今度はやっぱり、生舞台を見てみたい!(東洋医学研究・女性) 今まで気になってはいたものの、自分で主体的にその門をくぐらなかった能の世界の入り口にたつことができて、よかったと思います。 日本の伝統文化、というものは何でも気にはなっていました。外国人と話す機会に、宗教、伝統文化について話せず、自分のアイデンティティって何だろうという思いをいつも持っていましたから。(婦人服専門店バイヤー・女性) 「能」と聞くと、敷居が高い印象がありました。それは「台詞(謡)が何言ってるのか判らない」「ストーリーが高尚でなじめそうにない」「舞台の約束事があるらしいがその知識がない」などの理由なのですが、今回のお話でずいぶん払拭できた部分があります。 解決できた部分は・・・ ・
思ったより聞き取れるので、事前に台本(?)を読んでおけば多分全部聞き取れそう などです。 他にも修羅物(戦記)は2拍子=マーチのリズムになるとか、自分なりの解釈でもっと身近に「能」を感じる方法はありそうです。「能」はパソコンのOSであるって思ってるんだけ、どうでしょう?基本的なの「能」システムを理解できると演目(アプリケーション)が判るようになると。しかも、日舞などの他の分野(機種)でも基本的なOSはあんまり変わらないとか。後、一つくらい謡を覚えるとかっこいいなぁとも思いました。(グラフィックデザイナー・男性) 話はよくわからなかったけど、興味は持ちつづけながら聞けた。能そのものがおもしろいと感じられるかどうかはわからないが、触れることで日本人の心を感じることが増える気がする。そしてそれが他の時に意味を持って来るような気がした。 いろいろな専門領域を持った人がいるとそれぞれの見識からの意見が聞けておもしろい(デザイナーが色使いについてコメントするとか、他の国のものをよく知っている人がそれとの比較でコメントするとか)。(英語教育、ジャーナリスト、ビジネス教育・男性) (中略)先生のお話自体は、非常にわかりやすく舞台の上で繰り広げられる能楽を私たちの生活のレベルに引き下げてお話いただいて、能に縁が無かった人にも垣根が取れ、また私自身も今まであたりまえと思っていたこと(日本の伝統芸能のお稽古事にはありがちな疑問はもたずにこれはこうだと有無をいわず受け入れていたこと)について敢えて考えてみるようなきっかけをいただきました。 本当は、このあと実際お能を観て、再び、今度は質疑応答中心の会が持たれるとさらに理解が深まるのではないかと思います。 また、先生が“幽玄”とは“恋”ではないかとおっしゃっていましたが、私も幽玄についてお話を伺っている間あれこれ考えてみました。今まで、頭ではなんとなく、“得体の知れないもの”、“深遠な”、“静かでこの世のものと思えない世界”などと解釈していたのですが、よく“幽玄に遊ぶ”と表されることから一種のTransなのではないかと考えてみました。“恋”だけですと、我が子を追いかけて彷徨う母親や、翁の能などは恋の類か?という疑問が湧いてしまい、恋もトランスの一種と解釈すれば常態を超えた、向こう側の世界に演者が同化することで能が完成するのではないかと思います。(もう一人の自分が舞台で演じる自分を観ているような境地になるのがBESTだと先生がおっしゃっていたのもそれにあたるような気がします。)かつて、国家の行く末を占う神事であった「舞」が五穀豊穣を願う田楽となり、申楽となって、能に消化したように、“何かに憑かれる”というのは常に芸能の発達のKey Factorであるように思われます。 最後に、マシュー(参加者の一人)版現代語訳は大変に面白かった。エイトビート!マーチ!そしてOSの上で動くWindows!のような能の例えは皆さんにとって能楽への大きく開かれた門になるのでは?(マーケティング・女性) |
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